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よこはま動物園 ズーラシア 体験記 その2

ズーラシアに久しぶりに行って来たんで、感想でも書いてみます。途中からバッテリー切れでショボイカメラになってますが、ヒマだったら見てください。


 

◆ズーラシア体験記(記:2009年8月3日)

この前の土曜日(2009年8月1日)ズーラシア行って来ました。ズーラシアというのは1999年に開園した日本最大級の動物園です。今年でちょうと10周年を迎えます。
詳しくはズーラシア公式サイトへ。

7年前にも一度行きました。詳しくは下のリンクで
ズーラシア体験記(前回)(2002年11月30日)

今回行った理由も、前回と同じく新聞で招待券がもらえたから。
それと今回はもうひとつ理由があって、開国博のヒルサイドが隣接開催されてるから。
ヒルサイドのチケットを持っていると、送迎の無料シャトルバスに乗ることができます。それが目的。バス代+ちょっとで開国博もついでに見られるならいいんじゃない?と思ったわけです、まったく期待してなかったんですが。

あと、前回ズーラシアに行ってから7年も経ってますからどうなってるのか気になるところ。以前は未完成の部分もありましたからね。7年前の画像も比較でしてみます。

当日は予報は曇りでしたが、日差しがときどき差し込んでそこそこ暑かったです。まー、かんかん照りよりましな天気だったかと思います。

鶴ヶ峰駅の近くのバスターミナルから、開国博ヒルサイドエリアまでの15分ほどバスに揺られ着いてみると、着きましたヒルサイド。しかし、驚くほど人がいない……そもそもシャトルバス乗り場にも人がいなかったし。
さっそくヒルサイドに入ってみましたが、なーんにも見るところがないので20分ほどぶらついて終了。すぐにズーラシア直通通路からズーラシアに入ってしまいました。
ヒルサイドは、基本的に参加型のイベントが多くて、ベイサイドみたいに見るべきところってあんまりないんですよね。子供とかにはいいかもしれないんですが、やる気のないおっさんには600円でも高すぎるほどでした。

それはともかく、ズーラシアに入りました。正門じゃなくて開国博と隣接した臨時入園口から入ったので前回とルートが違います。見た順番で紹介してみます。
アフリカの熱帯雨林→アマゾンの密林→日本の山里→中央アジアの高知→オセアニアの草原→亜寒帯の森→アジアの熱帯雨林 というルート。見られる動物はすべて見たはず。(見えないのは除く)
ここぞとばかりに普段使ってないデジカメで260枚ほど撮ってきました(前回は190枚ほど)
ただ、途中でバッテリー切れで、有名な動物たちがボケボケになってしまいましたが…

じゃあ、どうぞ。


◆アカカワイノシシ


土の中に鼻を突っ込んでます


じゃれてます、楽しそう

 

赤っぽい普通のイノシシというか豚のようですが、特徴的なのは悪魔っぽいというかエルフっぽいとんがった耳。あと長いしっぽ。起きているのも熟睡してるのも含めて、けっこうたくさんいて、じゃれていて仲が良さそうでした。
あと、今回は看板も合わせて撮りました。見づらいですが雰囲気だけでも。

 

◆チンパンジー


上の方でひたすらパンのようなものを食べているヤツ。かなりの量を左手に持ってます。 

割と狭めのスペースでたくさんいました。今さらながら、チンパンジーってけっこうでっかいですな。ゴリラっぽいとか思ってしまった。あと、看板撮り忘れました。

 

◆小動物エリア
ズーラシアで唯一、は虫類がいるエリアです。



ベルセオレガメ。起きてましたがほとんど動かない。



ヒガシアフリカトカゲモドキ。同化しててどれがそれなのかさっぱりわかりませんし、暗すぎてピントが合いませんでした。 たぶんコレでいいはず。サンショウウオっぽい?



ヨツユビハリネズミ。ブロックの中に隠れて寝てました。



ニシムラサキエボシドリ。2羽いました。



ボールニシキヘビ。こんな感じで隅っこに2匹いました。



コンゴクジャク。やたらと羽の中に頭を突っ込んでいたので、撮るのが難しかったです。

 

◆オカピ
ズーラシアの代表的な動物といえば珍獣オカピ。


キリンとかカンガルーに近い顔。


お尻と足の模様がシマウマみたいで特徴的。人なつっこくて、柵の前を何度も往復してくれました。写真が撮りやすくてありがたい。


開園当初からいる動物には、10年のあゆみという看板がありました。オカピは2003年に引っ越してたみたいです。どうも以前と場所が違うと思ったらそういうことか〜。繁殖も成功して、順調に増えてるみたいです。

 

◆メガネグマ

立ち上がってるメガネグマ。画像だとわかりづらいですが、かなり下の方にいるので見下ろすように形になります。だからこっち(人間の方)を見るために立ち上がってるんですな。

↑これが7年前。このときより心なしか人に慣れた…かも。


上の画像だと全然メガネっぽくないですな。

 

◆アフリカタテガミヤマアラシ


完全にお昼寝中。まったく動きませんでした。頭の方はふさふさですが、しっぽの方の白いトゲがいたそう。


反射でもろに私が映ってます。


エサを食べてる姿はかわいいみたい。

 

◆ヤブイヌ
7年前は、健康上の理由でみることができなかったヤブイヌです。

↑7年前

しかし、今年は普通に見られます。

こんなヤツです。ちょっとタヌキっぽいかな。


群れでせわしなく駆け回ってます。クンクン鳴きながら走っていてちょっとかわいい。子供なのかな?


雌は逆立ちしてマーキングするらしいですよ。ちょっと見てみたい。


一組のつがいで19匹もの子供がいるらしいです。そのせいで展示コーナー2つ分ヤブイヌ。7年前は休んでたのにがんばりすぎだ。

 

◆コモンウーリーモンキー


しっぽの長いサル。しっぽを器用に使ってます。



 

◆オセロット
一目で猫科とわかるかわいいオセロット。動きがやたら速いため、20枚ぐらい撮りましたが一番マシなのがこれ↓




猫っぽい外見ですが、野生の本能は健在のようで。

 

◆ヤブイヌ その2


オオアリクイがお休み中なので、オオアリクイエリアのピンチヒッターのヤブイヌ。やっぱりせわしない。


↑今回は見れなかった7年前のオオアリクイ

 

◆ニホンザル
自然体のサル山の風景。勝手気ままに動いてます。崖とか川とかあるのでかなり自然に近い形。



水辺でたわむれるサルの親子(たぶん)


交尾しているサルも。



上の2枚目のちっちゃいのがこの赤ちゃんかと。

 

◆ニホンツキノワグマ


カラスです!
ツキノワグマはまったく見当たらなかったので、そこに留まってたカラスを撮ってみました。

成果がなかったので7年前


7年前は、けっこうちゃんと見えるとこにいますね。


 

◆ホンドギツネ


ツキノワグマと同じで影も形もなかっです。たぶんここらへんにいるんじゃないかな〜



 

◆ホンドタヌキ


ここらへんにいるはず。ということで3連敗。
日本の動物は、愛想がないというかなんというか。


 

◆ニホンアナグマ


穴に潜りこむ寸前のアナグマ。全身が出ているときもありましたが、シャッターチャンスを逃した…


 

◆ツシマヤマネコ


国の天然記念物らしいツシマヤマネコ。箱の中に入ったました。遠くて暗くてこれが限界。



繁殖に取り組んでるらしいです。子猫見たいな。 

 

◆マナヅル


ようやくニホンザル以外でちゃんと撮れた動物。動きが少ないのは撮りやすい。


 

 

◆クロヅル


またいないのでトンボを撮ってみました。虫だけはたくさんいました。


 

◆コウノトリ


木の上に仲良くとまってました。絶好の撮影ポイントだったので写真を撮ってる人が多かったです。


遠くから見るとこんな感じ。


 

◆モウコノロバ


ロバっぽいロバ。ロバっぽくないロバって知らないけど。



7年前に見に行ったとき、ここにオカピがいました。その1年後にミンミンが来たわけですな。

 

◆テングザル
今年の6月から公開されたばかりのテングザルです。


5〜7歳ぐらいと、まだまだ若いので鼻は小さいらしいです。天狗というイメージだとかなり大きいサルかと思いましたが、ニホンザルよりもさらに小さく、動きが速かったです。


ながーいしっぽ。




テングザル募金がありました。この像のテングザルは、成熟した個体ですね。数年経てばこのぐらいはながでっかくなるようです。数年後にまた見に行きたい

 

◆チベットモンキー


2匹仲良く、どっか外を見てました。何が見えるんだろ。


 

◆ドール


まるで死んだように熟睡。


基本的に昼間は寝てる動物のようです。ご褒美の時間という表現がイイね。お客無視で、動物本意なとこがいかにもズーラシアらしい。(イイ意味で)

ついでに7年前

このときは起きてました。若かったし。

 

◆セスジキノボリカンガルー


しっぽが長いです。




地上と樹上の住む場所によって進化したカンガルー。

 

◆アカカンガルー、ワラビー、エミュー


アカカンガルー、寝そべってるのとか動いてるのとかいろいろ。基本は日陰でのんびりですが。


こっちはワラビー。ちっちゃくてかわいいです。


エミューは見当たらなかったです。

 

◆シロフクロウ



 

 

◆トウホクノウサギ


けっこう遠い&暗いので微妙に赤目が起きてうまく撮れず。


 

◆ホッキョクグマ


寝てるのと起きてるのがいましたが、寝てる方を撮りました。

7年前の起きてるヤツ

そーいや、今回は頭フリフリはしてませんでしたな。


 

◆ミナミアフリカオットセイ


水中を自由自在に泳ぐオットセイ。速すぎて撮影者泣かせです。


 

◆フンボルトペンギン


写真じゃわかりにくいが、たくさんいます。


開園当初は18羽が、現在は30羽に増えたらしいです。道理で多いわけだ。

 

◆セグロカモメ、ウミネコ




ありふれた海鳥ですね。扱いもそれなり。

◆オオワシ


でっかくて立派です。


◆ユーラシアカワウソ


カワウソがいるはずの風景。いないけど。

せっかくなので7年前

このときも寝てただけですが。


◆アムールトラ


暗いところにいたせいか、どうしても赤目現象を避けられずこんな写真に。

7年前

寝てますけど、今回のよりはずっとイイ写真。 



2頭いたうち1頭は入退院を繰り返して今年の2月に亡くなってしまったそうです。ずーっと1頭きりで10年間がんばってるヤンユェンはかわいそうだな。相方のあてはないのかねぇ。

◆カンムリシギダチョウ、シロミミキジ、ニジキジ、ヨーロッパオオライチョウ、ベトナムキジ
鳥3種類をまとめて






残念ながらここでデジカメのバッテリーが完全に切れました。普通の電池が使えないタイプだったので、仕方なくE・MOBILEの低機能なデジカメを使って撮りました。

◆レッサーパンダ


ボヤボヤです。メジャーな動物だからいいですよね。

◆インドライオン


奥の方にいます。望遠なしなのでさっぱりわからない。
メスが寝そべってました。オスはいなかったんですが、どこいるんだろ。

◆シシオザル


一応写ってます。 

◆ダルキールトン


 

いるのにまともなのが1枚もとれなかったので、紹介写真でお茶を濁してみます。

これ以外に数種類のサルがいましたが、あまりにも写りが酷いので省略

◆ウンピョウ


木の上に登って、交差した木を枕代わりにして寝てました。

◆スマトラトラ
7年前に来たときは、小さな点ぐらいにしか見えなかったスマトラトラですが、見やすいように改良されてました。


ガラスの目の前にいてくれたスマトラトラ。おかげで撮れました。

◆マレーバク


寝てるバク


身体の黒い模様は成長につれて大きくなるらしい。

 
ボウシテナガザル、ボルネオオランウータン、カンムリセイラン、カンムリシロムク、も、ろくな写真が撮れなかったのでカット。
 

◆インドゾウ


最後に飾るのはインドゾウ。正門からは一番近いんですが、今回のルートでは最後になりました。でっかいのでショボデジカメでもちゃんと撮れました。


飼育員さんが放水するイベントもやってました。合図をすると、鼻から水を吹き出しました。暑かったし、気持ちよさそう。

 

7年ぶりに行った雑感を書いてみます。

◇動物が増えてる
繁殖して増えたのもありますが、テングザルのように新しく追加された動物もいろいろ。

◇やっぱり広い
 以前も広かったですが、建設途中だったエリアがオープンしてさらに広くなりました。さっさと歩いても一周まわるのに1時間半以上かかるはずです。私は写真撮りながら進んで2時間半ほど。もっとゆっくりじっくり観察すれば3〜4時間ぐらいいられそうです。ベンチや簡単なアスレチックみたいな遊具もあるので、子供連れなら一日がかりでまわれるぐらい。
ちなみに、アフリカのサバンナエリアってのが建設中らしく、さらに広くなるようです。(完成時期は未定)

◇やっぱり動物が遠い(のもいる)
 なるべく自然な環境にしているそうで、そのせいでなわばり意識が強い動物は非常に遠いです。双眼鏡も貸しているので何とかなりますけど。写真撮るなら望遠が付いたヤツで。

◇やっぱり動物が隠れる
 隠れる場所が多いので、まったく見えない動物もざらにいます。「見れない動物がいるかもしれない」と覚悟して行った方がいいです。

◇やっぱり珍しい動物が多い
 そうらしいです。非常にメジャーなのもいますが、ココにしかいないような動物も多数。寝ていたり遠かったりするのが難ですが…

◆総評のようなモノ
けっこう面白いです。久しぶりに行くといろいろ変わったところ、成長した動物が見られたりします。写真を撮るのはいいんですが、フラッシュ禁止のとこもあるので注意。

レストランはありますが、スペースは充実してるんで、お弁当を持って朝から行くのが正統派の楽しみ方かと。今はタコスとかクレープを販売してる車がありました。今の時期限定みたいですけど。

あと、8月には夜の動物園であるナイトズーラシアも実施中。昼間はいつもの寝ている夜行性の動物の元気な姿を見ることができるらしいです。こっちもいつか行ってみたい。

交通の便がイマイチですが、近くに行く機会があれば、一度は行っても損はない場所かと思います。将来的には地下鉄が延伸して近くに駅ができる可能性もあるので、そっちにも期待。

 

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