| 先日、久々にタイピングオブザデッド(DC)をプレイしました。 初めてプレイした時はよく出来たゲームだと思ったのですが、 今改めてプレイしてみると快適さに欠けると思える部分も いくつか目に付きました。
最も気になるのが(一部を除くと)表示される文字が揺れ動くという点ですね。 一見些細な事ですが文字が揺れないタイピングゲームに慣れてしまうと あれはかなりストレスが溜まってしまいます。 正直目も結構疲れますし。
あと私の場合は一旦タイピングゲームを開始したらある程度連続して 打ち込んでいきたい方なのですが、TODの場合はプレイ中 中途半端に間が空いてしまう所がいくつもありますね。 Enterキーでスキップできる所もありますが そうではない所も少なくないですし。 元がシューティングゲームなので仕方のない面もあるでしょうが、 私はタイピングゲームはプレイヤーのペースでプレイが出来るという部分が 重要だと思っていますので、ゲーム側のペースに合わせなければならない という印象の強いTODはその点でもストレスが大きいです。
あと、ほぼ確実にダメージを受けてしまう状況っていうのもあって それについてもプレイしていて何かいや〜んな気分にさせられる所が… まあこれは私がヘタクソだというのも大きいのですが(^^; でも、ある特定のハードルを越えようとすると急激に難しくなるという傾向は 他のタイピングゲームよりも(個人的には)強く感じられます。 こういう作りだとタイピングの上達には繋がっていかない様な気がしますね。 やる気が萎えてしまいますし、それと同様にプレイヤーを突き放した様な ゲームオーバーもタイピングゲームとしてはあまりやって欲しくない部分ですね。 やはり何分間に何文字というハードルの設定をした方が 徐々にレベルアップして自信を付けていくという点で 有効なのではないかと思われます。
総括としてTVゲームとしてはよく出来た作品だとは思うのですが、 タイピングゲームとしての快適さという点で不満が少なくない 作品であるとも思いました。 ドリルモードも変に難しいですし。 初心者の方がタイピングの上達や現状レベルの維持を目的とするのなら 同じくDCで発売されているタイピングE計画の方をお勧めしたいと思います。 正直作りはチープですが、キチンと段階を踏んでステップアップしていくという 方式が好感の持てる名ソフトだと思います。
|