歴史ビートバトル 三國志 撃天
開発、販売: HOLON 対応機種: Windows
関連サイト: 公式サイト 入力方法: ローマ字入力
    発売日: 2003年 6月 6日
定価: 5,800円



点数(満点5) 理由、コメント
ゲームとしての
面白さ:
★★★ シミュレーションと銘打っている割には・・・。結局のところタイピングソフトです。
練習モード: 練習モードは全く無しなのでこの評価。初心者は絶対に買ってはいけない。
総合評価: ★★★ ゲームとしてはやや中途半端か。練習モードは全く無いためこのくらいの評価が妥当か。

[解説・感想]

ゲームシステムについて大雑把に述べます。

このゲームには内政と出陣のコマンドがあります。内政では短文のタイピング。ちゃんとタイプすれば兵力が増えます。出陣は敵国へ攻め込み短文をタイプし、敵兵力を減らします。敵兵力を0にすると今度は一騎打ち。一騎打ちでは長文をタイプしていきます。敵の体力を0にすれば勝ち。勝利後は武将をどうするか?を決められます。(登用するか処断するか?ただし君主は処断しかない。)このようにして領土を拡大していきます。そして天下統一を成し遂げてクリアと言う風になっています。

さて不満点を書いていきましょう。
1・練習が無い。全くありません。指の置き方すら教えてくれません。
2・武将の違いが感じられない。味方武将に関しては内政、武力の数値によって個性を感じられるが、敵として出てきた場合に個性を感じられない。(敵が呂布でも簡単に勝ててしまうことがこれに当てはまります)
3・シミュレーションと言う宣伝には疑問。反復してしまいますが、シミュレーションと宣伝している割にはタイピングソフトであり、シミュレーション要素は非常に低い。三国志を期待している人にとっては、シミュレーションらしい要素は内政しかない。
4・「ん」がnnにしか対応していない。これはきつい。オプションでも変更不可 
5・ローマ字のみ。最近のタイピングソフトとしては寂しいです。

良いところは・・・
1・三国志の世界を再現。三顧の礼をタイピングで再現しております。
2・アイテムがある。三国志に実際に出てきた武器や兵法書などをアイテムとして登場させて世界観を再現させている。効果は内政や出陣の時に助けとなるものです。
3・キーレスポンスが非常に良い。この点でゲームとしての面白さを星四つにしようかどうか迷いました。結論・お金と時間があればどうぞ、と言ったところか。微妙なソフトであります。

このソフトはタイピングソフトのコーナーに無いことがあります。
普通の三国志とまじって陳列されている可能性あり。
またこのソフトでは無く三国志が欲しい人は間違って買わないように気を付けましょう。

2003/6/8

プレイ時間:1時間
投稿者:
ペンタさん/20代



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