タッチタイピングのススメ

ローマ字表〜ローマ字を覚えないと始まらない〜

ローマ字の各文字のスペルをすべて言えますか?
普段からローマ字入力している方ならともかく、コンピューターを触ったばかりの初心者だと、意外と出てきません。
小学生のころ習ったような気がしますが、けっこう忘れていたりはっきり覚えていなかったりします。日常生活ではあまり使わないので、すぐ言える方が珍しいかと思います。

そこでローマ字表を作ってみました。
タイピング馬鹿さんを参考にして作りました。ありがとうございます。(事後承諾……)

まずは下記の『基本のローマ字表』だけを覚えれば、すべての言葉を打つことができます。(速さを無視した場合です)


基本のローマ字(これだけ覚えればどんな言葉も打てます)
一番左がオススメの打ち方。
あ A い I う U え E お O
か KA, (CA) き KI く KU, (CU) け KE こ KO, (CO)
さ SA し SI, (SHI) す SU せ SE, (CE) そ SO
た TA ち TI, (CHI) つ TU, (TSU) て TE と TO
な NA に NI ぬ NU ね NE の NO
は HA ひ HI ふ FU, (HU) へ HE ほ HO
ま MA み MI む MU め ME も MO
や YA ゆ YU よ YO    
ら RA り RI る RU れ RE ろ RO
わ WA        を WO 
ん N,(NN), (XN)        
が GA ぎ GI ぐ GU げ GE ご GO
ざ ZA じ JI, (ZI) ず ZU ぜ ZE ぞ ZO
だ DA ぢ DI づ DU で DE ど DO
ば BA び BI ぶ BU べ BE ぼ BO
ぱ PA ぴ PI ぷ PU ぺ PE ぽ PO
ぁ  XA, (LA) ぃ XI, (LI) ぅ XU, (LU) ぇ XE, (LE) ぉ XO, (LO)
ゃ  XYA, (LYA)   ゅ XYU, (LYU)   ょ XYO, (LYO)
    っ XTU, (LTU)    
    ヴ VU    
複数書いてあるのは、どれでも打てる。一番左が推奨する打ち方。
「ん」は、次の文字が、あ行、な行、や行だとNNかXNでしか打てない。
文字の最後が「ん」の場合もNNまたはXNで固定。
それ以外であれば、N一回だけで打てる。

「っ」は次の文字の頭を子音を2つ付けることで打てる。
 例: とった TOTTA
ただ、最後が「っ」の場合はXTUかLTUでないと打てない。

数は多いですが、母音である「あ、い、う、え、お」さえ覚えれば、それの派生なのでカンタンに覚えられます。た行だったら、T+母音(A, I, U, E, O)です。

ということは、「22種類の法則」さえ覚えればいいことになります。(とりあえずラクに覚えられることを優先した場合)
速さを無視すれば、記号を除くすべての言葉を打つことができます。


これだけ覚えればすべて打てる!!
もっともカンタンな覚え方
あは A いは I うは U えは E おは O
か行は K+母音 さ行は S+母音 た行は T+母音 な行は N+母音 は行は H+母音
ま行は M+母音 や行は Y+母音 ら行は R+母音 わ行(んを除く)は W+母音 が行は G+母音
ざ行は Z+母音 だ行は D+母音 ば行は b+母音 ぱ行は P+母音 ヴは XVU
ぁのような小さい文字関係は X+文字 んは NN


ローマ字と言っても、いろいろな表記(入力)方法があります。
じゃはZYA JYA JA
ちゃだとTYA CHA CYA

速く入力するにはなるべく打鍵数が少なく入力しやすいものが有利です。
3文字より2文字の方が速いし、同じ2文字でもホームポジションは速くて
下段は遅いとか、人差し指は速くて小指は遅いとかいろいろあります。

じゃだったら「ZYA」より「JA」の方が断然速く打てます。
しゃしゅしょはホントは「SHA SHU SHO」の方が少し速いです。
でも他の「ゃ」は「YA」を使っているのにここだけ「HA」を使っているのが
紛らわしいので「SYA」にしてます。まぁこれは好みによりますね。

「ん」については、基本的にNの一回だけで打てます。
しかし、次が子音か母音によってNを一回打つかか二回打つか変わります。
将来的にはNとNNの打ち分けできるのが理想ですが、
最初は打ち分けは難度が高いので、なるべく常にNNで「ん」を打つように
心がけてください。それの方が考えないで済むだけ楽です。
異論もあるでしょうが、慣れるまではNN固定でかまわないと思います。



さほど使わないローマ字(より速く打ちたいなら覚えて損なし)
一番左がオススメの打ち方。
きゃ KYA きぃ KYI きゅ KYU きぇ KYE きょ KYO
しゃ SYA, (SHA) しぃ SYI しゅ SYU, (SHU) しぇ SYE, (SHE) しょ SYO, (SHO)
ちゃ TYA, (CHA), (CYA) ちぃ TYI, (CHI) ちゅ TYU, (CHU), (CYU) ちぇ TYE, (CHE), (CYE) ちょ TYO, (CHO), (CYO)
てゃ THA てぃ THI てゅ THU てぇ THE てょ THO
にゃ NYA にぃ NYI にゅ NYU にぇ NYE にょ NYO
ひゃ HYA ひぃ HYI ひゅ HYU ひぇ HYE ひょ HYO
ふぁ FA, (FWA) ふぃ FI, (FWI), (FYI) ふぅ FWU ふぇ FE, (FWE), (FYE) ふぉ FO, (FWO)
みゃ MYA みぃ MYI みゅ MYU みぇ MYE みょ MYO
りゃ RYA りぃ RYI りゅ RYU りぇ RYE りょ RYO
ぎゃ GYA ぎぃ GYI ぎゅ GYU ぎぇ GYE ぎょ GYO
じゃ JA, (JYA), (ZYA) じぃ JYI, (ZYI) じゅ JU, (JYU), (ZYU) じぇ JE, (JYE), (ZYE) じょ JO, (JYO), (ZYO)
ぢゃ DYA ぢぃ DYI ぢゅ DYU ぢぇ DYE ぢょ DYO
でゃ DHA でぃ DHI でゅ DHU でぇ DHE でょ DHO
びゃ BYA びぃ BYI びゅ BYU びぇ BYE びょ BYO
ぴゃ PYA ぴぃ PYI ぴゅ PYU ぴぇ PYE ぴょ PYO
ヴぁ VA ヴぃ VI   ヴぇ VE, (VYE) ヴぉ VO


最後に、ほとんど使わない打ち方を紹介します。

知っていたら珍しいレベルのローマ字です。ほとんど雑学レベル。日常でほとんど使うことがなく、カタカナ語を打つときにまれに使うだけです。(さほど使わないローマ字の中にも、同レベルの頻度の文字はあります)

2005年8月21日 記 / 2005年8月28日 加筆修正



ほとんど使わないローマ字(使用頻度が低く、雑学レベル)
一番左がオススメの打ち方。
くぁ QA, (QWA), (KWA) くぃ QI, (QWI), (QYI) くぅ QWU くぇ QE, (QWE), (QYE) くぉ QO, (QWO)
くゃ QYA   くゅ QYU   くょ QYO
すぁ SWA すぃ SYI すぅ SWU すぇ SWE すぉ SWO
つぁ TSA つぃ TSI   つぇ TSE つぉ TSO
とぁ TWA とぃ TWI とぅ TWU とぇ TWE とぉ TWO
ぐぁ GWA ぐぃ GWI ぐぅ GWU ぐぇ GWE ぐぉ GWO
どぁ DWA どぃ DWI どぅ DWU どぇ DWE どぉ DWO
ヴゃ VYA   ヴゅ VYU   ヴょ VYO
      いぇ YE  
うぁ WHA うぃ WI, (WHI)   うぇ WE, (WHE) うぉ WHO
ゎ XWA, (LWA) ヵ XKA, (LKA) ヶ XKE, (LKE)    

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