タッチタイピングのススメ

タッチタイピングのつぼ〜タッチタイピングを習得するポイント〜

最初に結論を言ってしまうと、タッチタイピングを習得するにはとにかく練習するしかありません。タッチタイピングは頭でなくて身体に覚えさせるものなので、考えるよりとにかく練習あるのみ。

自転車の乗り方のように最初はたいへんですが、1度できてしまえばあまり意識しないでもスイスイできるようになります。とにかく練習してコツをつかんでしまいましょう。

どんな本にも書いてあることですが、重要なポイントなので必ず守ってください。

1.正しい姿勢。
2.キーボードを見ない。
3.正しい指で打つ。
4.ホームポジションに戻る。

どんな本にでも書いてあるということはそれだけ重要なことの証明です。
1.2は当然として、3の「正しい指で打つ」というのは軽視されがちですが非常に重要です。
間違った指の使い方を覚えてしまうと、それを直すことの方がタッチタイピングを習得するより、はるかに難しくなります。
その間違った指の使い方をしていた期間が長ければ長いほど、矯正には時間がかかります。
そのため、最初から確実に正しい指の使い方を覚えるようにしてください。
すでに間違った指の使い方で慣れてしまったのなら、それを矯正するところからはじめることになります。これはキツイです。

4のホームポジションに戻るというのも重要です。
タッチタイピングは、ホームポジションからのキーの距離感を体に覚えさせるようなものなので毎回ホームポジションに戻ってこないと、次のキーを正確に打つことはできません。

左小指 左薬指 左中指 左人差指   右人差指 右中指 右薬指 右小指

 A   S   D    F      J   K   L   ;


ホームポジションは上のようになっています。ほとんどのキーボードにはFとJのキーに小さいでっぱりが付いているはずです。(98用キーボードこの部分がえぐれてます)
どんなキーを打ってもどんなに遅くても、必ずこのホームポジションに戻る癖を付けるようにしてください。

ようやく練習方法の説明です。まずローマ字入力か、かな入力かを選択します。

個人的には、初心者が最初に覚えるならローマ字入力の方をおすすめします。
かな入力で日本語入力(濁音、半濁音含む)するには47個のキーを覚えなければならないのに対して、ローマ字なら※25個のアルファベットの場所さえ覚えればいいのです。
アルファベットを入力するときも役に立ちます。
かな入力でアルファベットを入力するのならば、さらに25個分を追加した計71個以上のキーを覚えていなければいけないことになります。それは初心者には酷ですね。

いくら遅くてもタッチタイピングはタッチタイピングですし、いくら高速入力できても
キーボードを見ていたらタッチタイピングとは呼べません。
タッチタイピングはキーボードを見ないで入力することであって、高速入力できる
ことはその結果にすぎないのです。

※ローマ字入力にはLとXはどちらかしか必要ないので
 26−1でローマ字入力では25個のキーを覚えればいいのです。

2005年8月21日 記


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