カードキャプターさくら
タイピングアドベンチャー 〜クロウカード編〜


開発:ムーブジャパン
販売:アットマーク
Windows&Macintosh対応
カナ&ローマ字入力(自動認識)
価格5,800円
2002/04/25発売

プレイ時間1時間
2002年4月27日の日記より

結論から言うと、今までで最強の地雷です。
(結論から言うの好きかも、アメリカ的?)
ま、ヒトコトで表現するとルパン3世26の鍵+α

買おうと思われてる方は、くれぐれもご注意を。


練習モードは一切なし。
指の確認すらないのは潔(いさぎよ)いというか
なんというか。

で、いきなり本編。

クロウカード編と銘打ってるだけあって
TVアニメ版のクロウカード編のダイジェストに
なっています。

基本は、紙芝居+キャラ目パチ口パク+文字
わりと見せ場になるとムービーが入ります。
(ムービーは画面の4分の1サイズ)

悪くはないと思います、アニメの雰囲気を再現して
いますし。紙芝居も、目パチ口パクありなので
ある程度フォローになってるような気が。
しばし、タイピングソフトであることを忘れました。

ただ、初回プレイはこのシーンを一切飛ばせません。
マウス連射、Enterキー、Escキー連射、
全部試しましたけど完全に無効化。
1ステージに5分以上はこのダイジェスト版
強制的に見させられます。

勘違いして欲しくないのは、アニメのダイジェストが
出てる間は、タイピングしてるわけじゃないですよ。
タダ見てるだけ
救いは2回目以降は、飛ばすことができること。
1回目はひたすら我慢の子。

あ、タイピングソフトなのにタイピングのシステムを
まったく書いてないよ。不思議〜(わざとらしい)

◆システム
ローマ字とカナに対応。
ローマ字は自動認識、だけど“ん”は「N]を強制。
難易度調整というモノは存在しません。

タイピングは非常に簡単。
ミスに対するペナルティはまったくなし
いくらミスしようがなにもありません。本気?
100回ぐらいキーを連射しましたが、確認できず。

制限時間やたらと長い
制限時間内に10回ぐらい入力できそうです。

超初心者向けのようで、タッチタイピングを習得して
いなくても、余裕でクリアできそうな難易度です。

タダの文字入力以外にも、2面は迷路みたいなのを
クリアするゲームがあります。
上の方向の文字を打つと上に移動、右の方向の
文字を打つと右に移動って、タイプのヤツです。
(最近はよくありますね)
難易度は相変わらず低いですが、悪くはないです。

他には何があるかな〜っておもいましたけど
4面も迷路、5面も迷路・・・使いまわしかい!!

最終面はやや長文がありますが、基本的に単文。
タイピングのプレイ時間が圧倒的に短いので
タイピングやってるんだかアニメ観てるかわからんし。

クリアしても、スコアとか正解率とか一切出ません
記録も一切残りません。

おまけの画像(壁紙)とボイス集が、唯一の救い。
知世ちゃんとケロちゃんのボイス(留守電とか
目覚ましとか)と、オリジナル壁紙集(16枚)付き。
でも単なる色違いもあるので、油断できません。

タイピングソフトは比較的安い印象がありますが
このソフトの定価は5,800円
今まで最高値だったTODですら5,500円ですから
最高価格記録を塗り替えました。すごーい(投げやり)
これほどコストパフォーマンスの悪いソフトが
あったでしょうか。

タイピングソフトと言うより、
ややヘボアニメ(タイピングゲーム付き)
タイピングゲームが小さくて『付き』がポイント。

ほえ〜


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