OZAWA-KEN+ おばちゃん出ちゃいました!
発売: SSIトリスター 対応機種: Windows Macintosh
関連サイト: 公式サイト 入力方法: ローマ字入力
フリー版Ozawa-Ken 発売日: 2004年 6月 25日
定価: 2,079円(税込み)

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点数(満点5) 理由、コメント
ゲームとしての
面白さ:
★★★ 基本はフリー版と変わらず。それ以上でもそれ以下でもなく。
練習モード: ★★★ 基本はフリー版と変わらず。それ以上でもそれ以下でもなく。
総合評価: ★★★ 基本はフリー版と変わらず。それ以上でもそれ以下でもなく。

プレイ時間 2.5時間
レビュー日 2004年7月1日

隠しステージのステージ8まで出し、クリアするところまでプレイしたレビューです。
基本的にフリー版と同じなので以前の私のレビューを見るか、実際にフリー版をプレイしてみてください。(いいかげんだ…)
実際にプレイするとわかりますから。

◆基本システム
◇Windows,Macintosh対応
◇ローマ字入力に対応
 ローマ字は設定が必要
◇画面はフルスクリーンのみに対応
◇完全にキーボード操作
◇CDはインストールの時のみ必要

基本的にフリー版とほとんど同じ。
以前の私のレビューを見るか、実際にフリー版をプレイしてください。

◆タイピングのシステム
基本的にフリー版とほとんど同じ。
以前の私のレビューを見るか、実際にフリー版をプレイしてください。

◆問題文の特徴
一新されています。

◆モード紹介

基本的にフリー版とほとんど同じ。
以前の私のレビューを見るか、実際にフリー版をプレイしてください。

○格闘ゲーム
 最初はステージ1〜7まで、ステージ8は隠しステージ条件を満たすと出現します。
 システム的にはフリー版との違いは無し。

○電気瓦割りゲーム
 フォントがちょっと違う以外は特にフリー版との違いは無し。

○電気板割りゲーム
 フォントがちょっと違う以外は特にフリー版との違いは無し。

◆感想
有名ソフトだけに詳しいシステムは省略して、フリー版との比較を中心に書きます。

6月8日の日記で以下のように書きました。

> Ozawa-Kenはせめて「ローマ字自動認識」「かな入力対応」「問題数の大幅な増加」これぐらいは実装して欲しいものです。市販とフリーは違いますから。たかが2000円されど2000円。

> もしこの3点が実装されてたら買います。そうでなければ買いません。(ひとつでも欠けてたらダメ)

この3点が実装されているかわからないまま、結局買ってしまいました。

この3点を確認してみましたが、問題数の大幅な増加(というか変更、大幅ではないかも)だけは実現しましたが、それ以外はダメでした…

しかし、良くなったところもありました。

◇良くなったところ

・グラフィックがかなりキレイに。
 かなりキレイです。特に瓦割りや板割りの文字がかなり判別しやすくなってます。デザイナーに描いてもらったんでしょうね。さすがプロの仕事。比較するとかなり違います。

・ステージ数が増加
 格闘のみですが増えてます。タイトルに入ってるキスおばちゃんだけではなく、 ステージ6に「TOGAWA」(ネクタイを頭に巻いたよっぱらい)が追加されてます。(おばちゃんはステージ7で登場)
 さらに隠しステージの8ができたので、計2ステージ増えたことに。(フリー版の隠しステージの6に出てきたキャラ版権のせいか出てきません+3-1で+2)

変わってないところもあります。
Ozawa-Kenは決して完璧なソフトではなく、修正して欲しい点はいくつかありました。その点を挙げてみます。

◇修正して欲しかったけど変わっていないところ

・強制終了
 Ctrl+QかEscで強制終了します。
 タイプウェルとかに慣れてるとリトライするためにEscキーを思わず押してしまいます。ここは変更して欲しかったです。ずーっと前から気になってた点なので。個人的には一番修正して欲しかった点。

・スコアランキングが共通
 ステージ1〜8のどのステージで記録を残しても、全部共通です。強制終了の次ぐらいに直して欲しい点だったんですが、ダメでした。

・ローマ字の設定
 ローマ字は自動認識しません。フリーソフトならともかく、市販で自動認識しないソフトなんてもうほとんどありません。どうにかして欲しかったところ3点目。

◇隠しステージについて

フリー版と同じく隠しステージがあります。
+の隠しステージを出す方法を抜粋。

> 通常ステージは7つしかありませんが、特定の条件を満たすことで、隠しステージであるステージ8を遊ぶことができます。
・格闘で1200点以上
・瓦割りで200点以上
・板割りでレベル12以上
これら3つの条件を満たし、メイン画面でキーボードの「8」キーを押すと、新たな対戦者が現れます。

格闘で1200点以上はタッチタイプができれば比較的簡単。
どのステージでこの点数を出さなきゃいけないとか条件付いてませんし。
しかし、瓦割り200点はやたら難しい。
フリー版なら200点を越えることは比較的簡単でしたが(久しぶりにやったら220ぐらい出ました)
+の瓦割りは難しすぎます。
難しいというのは適切じゃないですね。瓦が出てくる時間がやや遅く時間がかかるため、スコアが上がらないってのが正しいです。+で200点取れるならフリー版で240点取れますわ。

何度も何度もリトライして、かなり苦労して200点ギリギリを出しました。(常に5枚割りが前提、ミスをしたらその時点でアウト)
高い反応速度を持った人ならミスをしても大丈夫でしょうが、普通の人(タイピングが趣味じゃない人)にはあまりにも厳しすぎです。他の条件が比較的簡単なのもあり、なんとかならんもんでしょうか。

とりあえずステージ8の敵は出したときのお楽しみということで。
「私はがっかりしました」とだけ言っておきます。

ちなみにフリー版の隠しステージを出す方法はこれ
1. レベル4の対戦で1000点以上を出す。
2. レベル5の対戦で1000点以上を出す。
3. 板割りゲーム(Board)でレベル10以上まで進む。

こっちは適切な難易度だったと思うんですが。

◇総評
ステージの追加や問題数が一新されていたり、見るべきところはあるが、肝心のフリー版の問題点がそのまま。少なくとも2000円払う価値はまったくない。

フリーソフトとしては市販に迫るクオリティでしたが、市販になったら並以下。
市販で出すなら市販であることの差別化をはかって欲しかった。これならフリー版で十分です。


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