ちっちゃな魔法使いたち キー・オブ・ザマジック

メーカー:アイマジック
Windows対応
ローマ字入力(自動認識)
価格5,600円
2002/04/11発売
公式サイト

プレイ時間2時間半
2002年4月14日の日記より


まずこのゲームの対象は、初心者〜中級者向け
だと思います。難易度設定なしですし。
ただ、練習モードはちょっと弱いような気がします。


ステージ構成はこんな感じ↓

ステージ1 単キーランダム
ステージ2 A〜Zキー打ち
ステージ3 単語入力(長めの時間制限)
ステージ4 単語入力(比較的短めの時間制限)
ステージ5 単語入力(非常にミスに厳しい)
ステージ6 長文、超長文入力(ミスに厳しい)

ミニゲーム集+?って印象です。


私が気づいた特徴(悪いところ良いところ含める)

・妙なローマ字入力
・ローマ字入力のみ対応。(カナ非対応)
・クリアしてないステージの選択不可能
・ステージクリアの条件がノーミス
・マウスを使用する必要あり
・Escキー1回でプログラム終了
・やや処理が重め(特にオープニングデモ)
・キャラの違いが見た目以外にほとんどない

○なとこ
ステージ3は、ローマ字の全打ち方を表示させ
ながら打つようになってます。
今までにはない機能なのでちょっと評価できます。

最終面は超長文なので、上級者でも楽しめます。
だだだーって打つ快感は得られますよ、一応。


×なとこ
ローマ字入力は、ヒトコトで言うとなんですけど。
ミスしてるんだけど、ミスの判定にならない
ミスしてないつもりなのに、ミスの判定になってる。
そんなことがしばしば。

マウスが必要なのは、なんでいまさら?と疑問
クリアするとマウス操作、失敗してもマウス操作…
完全キーボード操作が当たり前になってきた現在
面倒としか思えません。

Esc1回でプログラムが終了する点も
今さらOzawa-Kenかい!ってツッコミたくなる。
しかも、ゲーム自体がオートセーブではないので、
1面クリアするたびにセーブしないと『Esc病の人』は
超危険。それまでの苦労が水の泡です。
私はこまめにセーブをしていて、ミスったらプログラム
をいちいち終了してました。

それと、使い魔がマスコット的な意味しかないので
なにか差別化がはかられていると良かったかなと。
例えば、エンディングが変わるとか。
キャラの設定をちゃんと作っているのに、それらを
まったく活かされていない気がしました。もったいな


・・・ネタバレになりますが
最終面のボスがいるんですが、ミスタイプするだけで
相手の体力が回復するので、体力を0にするのは
かなーりむずい。

10回以上やって、どうにか体力を0にしたんですが…

やったー!






・・・




死んでねえっての!


そのあと、既定の出題数をクリアしたら


主人公「はぁはぁ、ギリギリ勝った」
圧勝だっての!

「闘打のホセ戦」を思い出してしまいました。

さて・・・
このゲームには面ごとにレベルというものがあり、
クリアすると1ずつ上がっていきます。(初期値0)
何が上がるかというと、出題数のみ・・・

しかも、レベルが上がるたびにプレイ時間が増えて
いくので、プレイするたびにどんどんヘビーなゲーム
になっていく。

タイピングソフトはライトな方が好まれるのに
うまくなるほどプレイ時間が長くなる。
速くなったように思えないです。

ちょっと悪い点ばかり目に付いてしまいました。
長くできるゲームじゃないのかなと、期待を持って
何度もプレイしましたが、そうではなかったわけで。


要は、システムは重要だねってことです。


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