機動戦士ガンダムSEED シネマタイピングゲーム
販売: サンライズインタラクティブ 対応機種: Windows Macintosh
開発: M3エンターテイメント 入力方法: ローマ字入力
関連サイト: 公式サイト 発売日: 2003年 10月 30日
定価: 4,980円

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点数(満点5) 理由、コメント
ゲームとしての
面白さ:
★★★ 基本は文字が出たら一文を打ち込む方式。ミサイル迎撃など工夫もあるが、問題文が固定で飽きやすい。
練習モード: ない
総合評価: ★★ 練習モードは無いし、ゲームとしては繰り返しに耐えない。アクセサリーに価値が見いだせれば。

プレイ時間 1時間
レビュー日 2003年11月3日(11月4日加筆修正)

完全クリアしたレビューです。

◆基本システム
◇Windows,Macintosh対応
◇ローマ字入力に対応
 ローマ字は基本的に自動認識。CA,CI,CUやXNなどの特殊な入力には非対応
◇画面はフルスクリーンのみに対応
◇難易度はオプションモードで3段階に変更可
◇完全にキーボード操作
◇DVDはインストールの時のみ必要
◇ハイスコアは各ステージ5位まで記録(ネームエントリー付き)

◆タイピングのシステム
基本的には出てくる一文を打つ、よくあるシステム。
ムービーの間にタイピングをする形式で
 ムービー→タイピング→ムービー→タイピング→ムービー
という順番になっています。(ムービー→タイピングのみの場合もあり)
出題される問題はステージごとに完全に固定。(順番とかすべて)

ステージによって敵のミサイルやビームサーベルを迎撃する場面(英字単キー入力)や、明るくなったり暗くなったりして文字が見にくいステージもあります。(プリッツガンダム)

正誤率や、入力速度とかでスコアが変わり、ステージごとに評価されます。(S〜Cぐらい)
ノーミスでひとつの問題を打ち抜くとSEEDの文字が一文字ずつ手に入り、その数によって特典(壁紙やムービー)が出現します。

◆問題文の特徴
ガンダムSEEDの用語のみ。

◆モード紹介

○ストーリーモード
 1-1〜6-2までの全12面構成
 各面の評価によってメモリーズモードで見られるムービーや壁紙が出現します。
 ストーリーは前半のキラとアスランとの対決シーンまでです。それ以降の宇宙編とかはありません。

○メモリーズモード
 ストーリーモードで出したムービーや壁紙を見ることができます。(壁紙を設定することも可能)

○オプションモード
 オプションモードは難易度(三段階)と音量の変更ができるのと、ハイスコアが見られます。

◆初回限定特典について
 ゲーム上の壁紙は条件をクリアしないと出てきませんが、初回限定特典は最初から使用できます。内容は壁紙とアクセサリーボイス。
□壁紙
 オープニングの場面を壁紙にしたモノ。1,2,3期オープニングからそれぞれ8枚ずつ。3×8枚の計24枚の壁紙。
□アクセサリーボイス
 キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハ、マリュー・ラミアス、の計5人の10種類のボイス。「目覚まし用」、「おやすみ用(終了音?)」、「留守電用」、「メール着信用」、残り6個は名セリフで50種類。(マリューさんだけは10種類全部名セリフ・・・)さらに、ハロのセリフが5種類で55種類のボイスが入ってます。専用のセリフなので実用度は高いかと。

◆感想
まず箱を開けて、中に入ってたのは・・・
・紙切れ
・アンケートハガキ
・DVD-ROM
それだけ。いつも思うんですが、パソコンソフトってでかい箱のクセになんでこれだけしか入ってないんだろうか・・・このゲームは特に極端だし。

ポスター風の紙切れが取扱説明書(マニュアル)
公式サイトにも書いてありますが、インストールに必要なシリアルが補足に書いてある・・・下の方に小さい字で。こんな重要なことが、なんで補足なんでしょうか。

そして、インストール。
必要な容量が2GB必要なだけにかなり時間がかかります。実際にインストールしたフォルダを見ると1.3GBでした。ま、2GBないとWindowsが不安定になるという配慮でしょうな。

ゲームとして見た場合、ただ文字を入力するだけでごく普通、一回パーフェクトとればそれ以上はないため、繰り返しプレイには向いていないです。練習モードもないためタイピングソフトとしてもあまり意味がないです。
ただ、プリッツガンダム(ニコル…)の明るくなったり暗くなったりするステージは少し新しくて面白いと感じました。(ステラにもありましたけどね)

壁紙はそこそこ、使えなくもないですが、描き下ろしのものとかはないため魅力には欠けてるかと。
ちなみに、ゲーム中でクリアしないと使えない壁紙は、インストールしたフォルダに最初から入っているので、未クリアでも使用可能です(ダメじゃん)
唯一アクセサリーボイスは価値がありますな。PCとか留守電に使えますし。ただし、それに5000円払うのはどうかと思いますが・・・

◇結論
タイピンソフトとしては普通、出題にランダム性がないため飽きが早い。練習モードがないので練習には適さない。
アクセサリー集としては多少の価値があるので、それに5000円を出す気がある方ならどうぞ。

◇補足
amazon.co.jpのレビューを見てみると、みんな★5個か★4個なんですが・・・タイピングソフトはほとんどレビューがない中で発売直後でレビューがあること自体が珍しい、しかも高評価。なんかあやしいと思ってしまうのは、わたしの思い違いでしょうか?

公式サイトに「アクセサリーボイズ」という誤植があるんですが、レビューにも同様の誤植があるし・・・


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