A TYPE ayumi hamasaki touch typing software

制作、販売:イーフロンティア
価格5,200円
機種:Windows対応
ローマ字入力(自動認識)
2002/03/29発売
公式サイト

2002年4月14日 掲示板の投稿より転載

毎度おなじみのレビュー(といえるほど高尚なものかどうか疑問)です。
前もって断っておきますが、僕はアユのファンでもなんでもありません。

ゲーム内容・・・アユの歌の詞をタイプしていくというもの。
ゲームプレイ中はアユの歌声とプロモーションビデオの映像が
流れます。その歌にでてくる単語をタイプ。
イージーステージは単語単位のものをタイプ。
とは言っても一部文章といえるくらいの長さのものが。
ノーマルステージからは中文から長文ほどの長さ
ハードステージは歌詞全部そのままをタイプしていきます。
全部ということもあって、リズムの早い音楽ではなく
比較的スローテンポのもので何とかクリアできるレベル。

レビューとか・・・正直なところゲーム的な面白さは全く無いです。
出題ワードをタイプした時にやや派手なエフェクトが流れますが、
それだけかな・・・。
それとハードステージだと問題ないんですが、
イージー、ノーマルステージでは出題ワードの制限時間がわからない。
(ハードでは歌詞全部タイプなので、歌声に合わせて
制限時間が大体わかる。)
そして練習モードはこれまた全く無し。
最近のタイピングソフトなら普通はあるはず。
最悪でも指の置き方とアルファベット単キータイプ練習は
あるはずなのに、全く無し。ゲーム起動してさぁタイプしてね。
という感じです。

音楽を聴きながら掲示板に書き込もうとしているもしくは
メールを書いているのと(もちろん悪い意味で)同じ感覚です。
そして誰を対象にしているのか?
アユファンなら既にCDとかをもっているはず。
音楽を聴きながら必死でタイプする意味はないように思えます。
後は出題ワードが歌詞だけからなので、すぐ飽きてしまう。
現に僕は一回クリアしたんですがもうお腹いっぱいです。

まぁこのタイピングソフトは買う前から何となく
わかっていたのですが・・・。
わざわざ浜崎の事務所に(多分)高い金を払うのなら
もっと奇抜なタイピングソフトを作って欲しかったものです。

それとオプション面も最近のタイピングソフトにしてはかなり貧弱。
ローマ字の表示設定が変えられません。
TODも表示設定はオプションで変えることは出来ませんが、
TODでは「ふ」を「fu」で打つと、
これ以後「ふ」は「fu」で表示されるような便利な機能が
ありました。このゲームにはそれが付いていません。
そのせいかなんなのかミスタイプも少し多かったです。

結論からいってゲーム的な要素が少なく、
タイピングソフトとしてはつまらない。
またアユファンもタイピング中級者レベル以上であることが求められ、
プロモーションビデオ目当てに限る。
(プロモーションビデオはクリアしたら見れるようになります)
アユファンで無い人は絶対買う必要なし。

文責:ペンタさん


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