ルパン三世タイピングソフト〜26+αの鍵〜
開発 東京ムービック
販売 オデッサプロジェクト
プレスリリース(PDFファイルなので重さに注意)
定価 4,800円
対応機種 Windows& Macintosh
かな入力&ローマ字入力対応(IMEに依存)
2001/04/05発売
タイピング修得度 | ★☆☆☆☆ | 練習モードはないので この評価にしかならない。 |
ゲーム評価 | ★★★☆☆ | ボリュームは十分で意欲作だが いかんせん楽しめない。 |
システム評価 | ★★☆☆☆ | デモで待たされるのはつらい。 マウスも必須でややイマイチ。 |
適正レベル | 中級者〜上級者 練習モードがないのと、変換が必要なので タッチタイピングを習得した中級者以上向け。 上級者にはやや物足りないか。 |
プレイ時間3時間 レビュー日 2001/09/21 追記、修正2001/10/12 <概要> TVアニメ、ルパン3世をモチーフにしたタイピングソフト。 <システム> かな入力、ローマ字入力に対応、自動認識するので設定は不要。 フルスクリーンモードのみ対応。 ルパン三世、次元大介、石川五エ門、峰不二子、銭形警部の 5人の視点で25のステージをプレイできます。 ステージの構成は、 英字単キー練習、漢字変換が必要な単語入力、長文入力 長文練習などがあります。 <感想> 面白い!・・・と良かったんですが。 26の鍵…というタイトルにあるとおり、ステージ数は多く かなりボリュームがあります。 さらにフルボイスで「ルパン三世」の雰囲気は十分に出てますし ステージのバリエーションが多いので楽しめるます。 ファンならば、買って損のないコレクターズアイテムでしょう。 ですが・・・ ※注 ここから下は、このゲームが好きな人は読まない方がイイです 明らかにひとつのステージが短すぎ。しかも記録が一切残らない。 それがこのゲームをつまらなくしています。 プレスリリースに “コンセプトは空いてる時間に楽しく覚えられるタイピングソフト” と書いてあります。 それならデモを飛ばせるようにしてくれ!と激しく思ったり。 たった1分で終わるフリーのタイピングソフトでかなり面白いのも あるので、コンセプト自体は間違ってない。だけど方法が中途半端。 短時間で何回もやるなら、記録を残してリプレイをやりやすくする。 そういう気遣いが欲しかったです。 タイピングソフトは、あまりにも、ひとつの面が長いとだれますが、 短すぎるのもそれはそれで問題。 私はタイピングソフトの面白さとは、長い文章(または連続した単語)を 高速で間違いなく打ち終えた時の自己陶酔だと思っています。 心技体のバランスがとれた究極の瞬間に自分が酔えること。 それがタイピングの真の面白さ。 しかし、このゲームではどうやってもそこまでの境地になれません。 なぜならあまりにもひとつのステージが短すぎるから。 また、反復練習するにも短すぎるため、練習ソフトとしてもイマイチ。 ステージ開始時のデモが飛ばせないため、ストレスが溜まります。 基本的な部分が出来ていないと、評価以前の問題。 同じキャラクターゲームの打モモやたれぱん打の対局にあるソフト。 さらにプレスリリースに ”サラリーマンがお昼休みのちょっとした時間に練習したり するのに最適です。”…数十秒しか昼休みの時間がないような サラリーマンなんているんでしょうか? それに『したりする』ってどういうことでしょうか? 私はてっきりゲームがメインだと思っていたのですが どうやら勘違いのようです。あまり練習にならないけど。 <総評> 『結論』 ルパン3世の話を見るだけなら良いが、ゲームとしても 練習ソフトとしても、かなり中途半端。 ルパン好き以外にはお勧めできない。 漢字変換の練習ができる点など、意欲的な作品ではあります。 ただし、ステージの短さとデモを飛ばせなという点でぶちこわし。 最後に『26+αの鍵』の意味ですが 25面しかないのになんで26なのか?とか +αはなんだろう?とか、いろいろ考えて悩んでいたんですが プレスリリースに答えを発見。 “アルファベットの26のキーと、句読点などのキー(+α)を 意味します。” だそうな。 鍵のキーと、キーボードのキーをかけたらしい… さむっ |
最終ステージの牢屋に閉じこめられた時 囚人服なのに、なんで次元は帽子かぶってるんでしょうか? |
ちっちゃくてよくわかりませんが、左の五エ門は袴です。 わざわざ特注したんでしょうか。 |