キーボードを選ぶときの基準のまとめ
1.接続方法(PS/2かUSB)。
PS/2とUSBがありますがこれは自分のパソコンにあったものに
してください。おそらく間違えようもないと思いますが、
買ってからつながらなかったでは、あとの祭り。
比較的高価なものだとPS/2とUSB両対応のモノもあります。
2.キー配列の種類
これは重要な問題。
英語から日本語に変更とか、日本語から英語の変更とかは
あまり効きません。ですから慎重に決めましょう。
「かな入力したいから日本語キーボードじゃなきゃだめだ」と
思うのは早計。
タッチタイピングをマスターしたらキーボードを見ないので
印字がどうであろうが関係ありません。
タイピングソフトを使えばまったくキーに印字がされていなくても
タッチタイピングをマスターすることが可能です。
ただ、英語キーボードは少数派で選択肢も少ないので、
特にこだわりがなければ日本語キーボードにした方が無難です。
「長いものには巻かれろ」って言いますからね。
一番使われているものを使っていれば問題は起きにくいかと。
私のイメージとしては“違いのわかる人は英語キーボード”、“プロ”は
親指シフトキーボードを使っているという印象です。
どうしても他人とは違うものを使いたい!というのなら英語キーボードや
親指シフトキーボードを使うのも良いでしょう。
ただし、何度も言うようですが
親指シフトキーボードだと(ほとんどの)タイピングソフトを
楽しめませんのでご注意を。(例外は美佳タイプの親指シフト版程度)
他の人のパソコンを使う機会が多い人は、最もよく使うキーボードを
選ぶといいでしょう。(これ以外にも特殊なキーボードは存在します)
3.キーの感触。
最重要ポイント。キーを押してみて気持ちいいと感じたものが一番。
靴の履き心地、服の着心地のように試してみないとわかりませんので
とにかく試してみましょう。カチカチするのやフカフカするのや
カコカコするやら色々あります。
他人の“打ちやすい”というだけの評価は、料理番組で“おいしい”と
言うのよりもあてになりません。キーボードを選ぶための基準は自分の
感覚がすべてです。とにかく店頭で打って試してみましょう。
4.キーストロークの深さ
あまりに浅すぎると打ったかどうかわからないこともありますし
あまり深いと指が疲れたりします。
キーストロークは、深い方がいい人や浅い人がいい人など様々です。
タイピングをやってる人は深いキーボード、
初心者は浅いのを好む傾向があるようです。ま、お好みで。
5.キーピッチの長さ
タッチタイピングの正確さに関わってくるので
なるべくキーの大きさが同じものが理想です。
デスクトップタイプのフルサイズキーボードだと、
キーピッチにほとんど違いはありませんが、
ミニキーボードやB5のノートパソコンなどだと
そうも言ってられません。
ノートパソコン(携帯端末とか)を選ぶときにキーボードも
選考基準に入れて欲しいところです。
6.番外
お好みで。
選択ポイント:こんなキーボードは買っちゃダメ
・同じキーボード内で他のキーとタッチの違うキーがある。
・キーが削れる。(印刷がすぐはがれる)
・キートップが外れやすい。
・妙にキーが硬くひっかかる。
最後に
キータッチさえ気に入るものなら、それが一番です。
歯ブラシの好みのように、キーボードも使う人の好みに
よるところが大きいので、一概にこれが良いとか悪いとは
言い切れません。
高いキーボードが良いとは限りませんし、安いキーボードが
悪いとも限りません。
ある人にとっては最高のキーボードでも、別の人にとっては
最低のキーボードというのもよくあることです。
自分の指と感覚を信じましょう。
ぜひお仕着せのキーボードを卒業して
マイキーボードで楽しいタイピング生活を。
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