かな入力のススメ

かなのタッチタイピングの練習方法

まずは「美佳かな」

かな入力のタッチタイピング(キーボードを見ないでキー入力すること)を覚えるためには『美佳タイプ』というソフトを使うのが最適です。(※正式名称は「美佳タイプトレーナー カナ編」通称:美佳カナ、美佳かな(以下:美佳かな))

こちらの公式サイトからダウンロードしてください。
美佳のタイプトレーナのホームページ(美佳かなは、真ん中あたりにあります)

まずは、美佳かなを使ってポジション練習でキーを覚えると良いでしょう。
標準の運指を覚えることができます。

※注意
美佳かなは、かな入力の直接入力モードでないと入力できません。
かなの直接入力モードに切り替えるには、「Ctrlキー」と「Shiftキー」を押しながら「カタカナ/ひらがなキー」を押してください。元に戻すのも同じ操作です。
美佳かな

◆練習法の例

1. ホームポジションを「文字あり」(初期状態)で練習する。
2.
場所の把握ができてきたら、ホームポジションを「文字を消して」(スペースキーで切り替え)ノーミスで打てるようにする。(スピードは無視)
3. 次に、上一段を「文字あり」(初期状態)で練習する。
4.
場所の把握ができてきたら、上一段を「文字を消して」(スペースキーで切り替え)ノーミスで打てるようにする。(スピードは無視)
5. 次に、下一段を「文字あり」(初期状態)で練習する。
6.
場所の把握ができてきたら、下一段を「文字を消して」(スペースキーで切り替え)ノーミスで打てるようにする。(スピードは無視)
7. 次に、最上段を「文字あり」(初期状態)で練習する。
8.
場所の把握ができてきたら、最上段を「文字を消して」(スペースキーで切り替え)ノーミスで打てるようにする。(スピードは無視)
9. 次に、全段を「文字あり」(初期状態)で練習する。
10.
場所の把握ができてきたら、全段を「文字を消して」(スペースキーで切り替え)ノーミスで打てるようにする。(スピードは無視)

大事な点は
 ・スピードは気にしなくていい
 ・運指(どの指で押すか)はこだわらなくていい
この2点です。
キーの位置を把握することが大事なので、スピードは必要ありません。むしろミスするぐらいならスピードを上げないでください。
指は指定されていますが、その指で打つ必要はありません。かな入力には構造的欠陥があるためなんですが……詳しくは次項以降の最適化について。

10までいけたらタッチタイピングが習得できたことになります。(ホームポジション+上一段などは、ポジションごとと全段でカバーできるので今回はやりません)

かなのタッチタイピングはローマ字よりずっと難しいです。早い人なら1週間ぐらいで覚えられるかもしれませんが、2週間〜1ヶ月ぐらいかかると考えた方がいいかもしれません。大事なのは、練習をやめないこととあせらないことです。

ここらへんは年齢や練習環境や練習時間など、個人差が大きくなるので一概に言えません。
ひとつだけ言えることは、タッチタイピングを覚えるまでは練習頻度と練習時間は長めに取った方が良いと思います。なにごとも最初が肝心。ちゃんと覚えてしまえば練習をサボってもそんなに変わりません。

キーを覚えたら日常から「かな入力」

そして、しっかりキーの位置を覚えたら、日常生活からかな入力にすると良いでしょう。チャットとかブログとか、とにかく文章入力をするときは常にかな入力で。
あまりタイピングをしない人は、タイピング日記を付けてみるのもいいかもしれません。(公開するかしないかはお好きなように)

すでにローマ字を高速で打てる方だと、あまりの遅さに最初はひたすらストレスが溜まると思いますが、本気でかな入力を速くしたいなら日常から打つのが近道。

自信がついてきたらタイプウェルなど

美佳かなの目標でもある1分間200タッチを達成できたら、『タイプウェル国語K』がおすすめ。
GANGAS - Type Well Fan(「概要・ダウンロード」からダウンロード)
全国トップクラスのネットランキングもありますので、かなり燃えます。(筆者も参加してます)
それ以外のソフトは、次項のかな入力対応のタイピングソフトを参照のこと。

ただし、美佳かなやタイプウェルなどを含むほぼすべてのソフトでは、標準の運指として各キーを打つ指が決まっています。しかし、その通りに打つ必要はありません。むしろ打つべきではないと思います。

この標準の運指を無視した自己流の入力方法を最適化と呼びます。

最適化については、後の章で。

2006年1月31日 記


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