タイピングスナイパー ゴルゴ13 極射

メーカー HOLON
定価 4,800円
対応機種 Windows,Macintosh(ハイブリッドCD)
カナ入力、ローマ字入力対応

タイピング修得度 ★★★☆☆ 比較的よくできている。練習モードは
スコアがないためあまりやる気が起きない。
ゲーム評価 ★★★☆☆ ステージ数が多く、ステージにも
工夫があり長く楽しめる。
システム評価 ★★★★ プレイヤーごとにキー設定を保存できる
のが良い。マウスが必要なのはやや×
適正レベル 初心者〜上級者。
ランダム練習やホームポジションの練習もある。
だが結局ゲームがメイン。
難易度設定もノーマルとハードにあたる
ものしかないので、初心者にはやや辛いところ。
難易度設定を変えれば上級者でも楽しめる。

(C)さいとう・プロ/小学館

プレイ時間2時間 レビュー日 2001/02/28

<概要>
ゴルゴ13になり様々なミッションをクリアします。

<システム>
極打は、カナ版かローマ字版かで別プログラムになっています。
基本的にインストールしてプレイしますが、インストールしなくても
CD-ROMから直接実行することも可能です。

ローマ字版の場合、キー設定はカスタマイズ可能で
プレイヤーごとに4つまで保存できます。(スコアは共有します)
難易度設定は2段階に設定可能。(A級と超A級)
これはノーマルとハードに近いモノです。

◆ステージ紹介
マウス関係が2つ、練習が3つ、ゲーム(実戦練習)が9つ。
計14ステージあります。

【マウス練習】
○Part1 マウス操作を覚えよ:マウス練習
 銃を組み立てながらマウスの操作を練習します。

【フォルダの理解】
○Part2 フォルダを理解せよ:フォルダ概念
 銃をケースにしまいながら、フォルダの概念を理解します。

【ホームポジションの練習】
○Part3 ホームポジションをマスターせよ:ホームポジションの練習
 ホームポジションを謎の美女ヒルダと練習します。

【キー入力の練習(ランダムキー1)】
○Part4 パーフェクトを目指せ!クレー射撃A:キー入力練習
 クレー射撃で一文字のキー入力を練習します。

【キー入力の練習(ランダムキー2)】
○Part5 パーフェクトを目指せ!クレー射撃A:キー入力練習
 クレー射撃で二文字のキー入力を練習します。

【初級 基本練習】
○Part6 巨大インテリジェントビルから脱出せよ!1:短文入力
 迫り来る敵を倒しつつビルからの脱出をはかります。
 間違えるとライフが減る方式、100階から60階まで。

○Part7 巨大インテリジェントビルから脱出せよ!2:短文入力
 迫り来る敵を倒しつつビルからの脱出をはかります。
 50階から出口まで。
 Part6と違い、エレベーターがシャッターで閉じられているので
 ボタンを押さないと進めないようになっています。

【中級 中文練習】
○Part8 シンプソン砂漠 アウトバック脱出口!:早打ち短文入力
 時間制限ありの短文入力です。ラストは狙撃あり。

○Part9 ザ・イルカ 魔のバハマ海域:単語入力
 Part8と同じく時間制限ありの短文入力。ラストは狙撃あり。

○Part10 海神が目覚める 海の帝王を狙え:中文入力
 ライフ制で時間制限あり。ラストは狙撃あり。

【上級 長文練習】
○Part11 返還前夜 獅子身中の虫は誰だ?:早打ち長文練習
 ライフ制で時間制限あり。ラストは狙撃あり。

○Part12 姿なき敵を倒せ:暗記文章入力
 問題文が最初にしか出ず、それを暗記して打ち込む方式。
 ライフ制、時間制限なし。

○Part13 白銀の予言者 迫りくるスキー部隊を倒せ:超長文入力
 時間制限あり、かなりの長文。ラストは狙撃あり。

○Part14 密林の空中戦 スティンガーを撃て:超長文入力
 ライフ制、時間制限なし。ラストは狙撃あり。

<感想>
かっちょいいねぇ。これがなかなか。
でも、言葉遊びというかオヤジギャグというか・・・そういう文章が
多々ありました。これは好みの分かれるところ。
(TODの変な文章に近いかも)
それと、DirectSoundを使っているはずなのに、同時に音が出ると
あわないことがあるのは、ハテナ?と思いました。バグ?
(特に気になるのは、クレー射撃のところ)
画像の動きが比較的激しい方なので低スペックのパソコンだと
処理落ちするかもしれませんな。

マウス練習(タイピングと関係ないけど)や3Dダンジョン、
暗記入力など、新しいことに挑戦しようというのは好感が持てました。
ま、それが面白いかどうかは別にして。

<総評>
ほぼフルボイス、重厚なジャズのサウンド、ストーリーも比較的
詳しく説明してくれるなど、演出が凝っている点はゴルゴ13ファンには
うれしいところ。(私はゴルゴファンじゃありませんけどね)
ボリュームが多く、練習ソフトとしてもそこそこなので平均以上かと。

『結論』
タイピング練習ソフトとしてはそこそこですが、
キャラクターゲームとしてはかなり出来がいい方。
ゴルゴ13ファンにおすすめできますし
タイピング好きでも十分楽しめます。

どうでもいいですが、ステージ数多すぎです。ステージ説明を書くのに
かなり時間かかりました…
個人的にはステージ数を多くするより、1ステージあたりの
クオリティをもっと上げて、何度もできるゲームにして欲しいです。

Part1のマウス練習
ホントにマウスの練習なんてする人いるんですかねぇ。

Part3のホームポジションの練習
なぜか謎の美女ヒルダさんにタイピングを教わります。
そしてなぜか脱ぐ。これってひょっとして淫打ですか?
ゴルゴ13はどうやら彼女の身体をタイピング
していたようです。(←この文章もなんだかな)

Part4とPart5のキー入力の練習(ランダムキー)
これのスコアが残れば、練習ソフトの評価も上がったのに。
練習をなめちゃいけませんよ。

Part6の巨大インテリジェントビルから脱出せよ!
タイピングソフト初!(かも)のダンジョンつきタイピング。
簡単な迷路になっているので少し迷う。
スナイパーなのに隠れもせず撃ちまくりっていうのは
どうなんでしょうか?

Part9のザ・イルカ 魔のバハマ海域:単語入力
歩くセクハラ…
基本的にステージの最後はターゲットを撃ち殺します。
照準を合わせる処理が、なかなか雰囲気出ててイイ感じ。

Part10の怪人が目覚める 海の帝を狙え:中文入力
こんなへんな文が続出です。
さすがに『騙すたー』はちょっと苦しいかと。
Part12の15−34 姿なき敵を倒せ:暗記文章入力
最初に出た文字を暗記してそれを討ちきる練習。
ローマ字をアルファベットで表示してくれるので
さほど難しくないかと。

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