えせエッセイその1


<ハッピーエンドとバッドエンド>
小説や映画やドラマなどの『物語』のラストを、単純にハッピーエンドとバッドエンドに
分けたとします。(ただ、その人がどう感じるかによってハッピーかバッドか違うものも
ありますけど)

昔の私は完全なハッピーエンドを「つまらない」とか「できすぎだ」とか思っていましたが、
最近では無意識にそれを望んでいるような気がします。

最初からバッドエンドになるのがわかっているような、殺人事件とかホラーものなら良いのですが
それ以外で、誰が見てもバッドエンドとしか言いようのない
「救いようがなく一片の希望もない終わり方」というのだけは読んでいて(観ていて)
とても辛いのです。
どんな物語も読む(観る)前より少し元気になれるようなのがいいですね。読んだ(観た)後に
落ち込んでしまうようだと無用な苦しみを味わうわけですから。
2000年6月23日の日記より


<かさ>
梅雨まっさかりですね〜。雨の日の必需品と言えば傘。
私は傘が好きです、折り畳みではなくて大きいヤツ。傘を差していても閉じていても
持っているだけでなにか楽しい気分になります。
そのせいか「傘は使い捨て」という風潮が強い中、傘を大事にしてます。
前に使っていた傘は7,8年使ってましたし。(安物ですが)
その愛用の傘が半年ほど前に、なぜだかわからないうちになくなってました。どこかに
置き忘れた記憶はないし、てっきり家にあると思っていたのにいくら探してもない。
しばらくは折り畳みの傘だけの生活を送っていたのですが「良い傘を買おう」
思い立ち、デパートに行きました。

ブランドものの傘はわざとらしいし、私の求める「良さ」とは別のものなので却下。
骨が16本ある蝙蝠傘を発見!これしかないと思い購入。
ワンタッチではなく手動でひらくタイプ、普通の傘には8本しかない骨が倍の16本あるから
安定性は抜群。洋傘なのに骨の多さと手でひらくトコから和傘の雰囲気を漂わせている。
安物にはない職人技によるつくりの良さ。くぅぅっ良いねぇ!
やっぱりいつも使うものにこそお金をかけるべきですね。使うだけでシアワセな気分になるから。
2000年6月14日の日記より


<散髪>
うちの近くには床屋がないので、散髪は近くの安い美容院に行っています。
でもなんで美容院のマッサージってあんなに気持ちよくないんでしょうか?
美容師はマッサージの勉強をしているかもしれませんが、そろいもそろってダメですね。
私の性分として他人の好意は断れないので仕方なくやってもらいますが、やってもらう前より
疲労感がたまってしまいます。
それ以外には不満はないのであれだけはどーにかして欲しいもんです。
2000年6月4日の日記より


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